宮良小学校でキビカリ

宮良小学校でキビカリ

 12月13日宮良小学校の畑で、キビカリが行われました。5・6年が黍を刈り、4・3年生が葉を落とし、1・2年生が運搬します。これらは、12月15日に予定されている黒糖作りに使われるもので、多くはこのあとにPTAにより行われるキビカリで原料が確保されます。子ども達にキビカリを経験させて、昔つくった黒糖がどういう工程でつくられたかを体験学習します。ところで今季は昨年に続いてサトウキビは、2年続きの年越し操業。台風の被害がその理由です。キビ畑の状態は、やはり倒れたまま腐って枯れているものもちらほら見られて、島全体でも、これだけの被害は現時点では免れない。一方で、連日の曇天。来年1月5日まで、なんとか亜熱帯特有の日差しが射せば、少しは復活もあり得るものを、厳しい天候が続いています。一足早いキビカリは、農家の重い心境を示すように、曇天のまま北風は徐々に強まっていました。

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