支庁長がいないのはどうなのか

支庁長がいないのはどうなのか

 北海道には支庁がたくさんある。北海道は、石狩支庁、渡島支庁、檜山支庁、空知支庁、上川支庁、留萌支庁、宗谷支庁、胆振支庁、根室支庁、十勝支庁、網走支庁、釧路支庁、日高支庁、後志支庁など14支庁がひしめく。もちろん、支庁長が存在する。沖縄県は、宮古支庁と八重山支庁の2つしかない。これら2つしかない支庁の長を除く意味は何か。まさに軽視である。中央では机上の理屈でしか位置づけできない。北緯が1度違う意味さえ、国に対して生かせないから、先島へも当然こうなる。嘆かわしい。北海道は、支庁の独自政策を歌い、地域政策推進事業と共同要求事業と地域政策総合補助金の取り組みを実施。地域政策推進事業は、予算1億1000万ほど、共同要求事業は4000万、地域政策総合補助金は34億。これは市町村地域振興補助金と21世紀のふるさとづくり支援事業費補助金とを統合したもの。自律性する支庁機能に対し北海道を見習いたい。宮古と八重山での横断事業を協議し実現させて、先島圏を互いに意識する機会があっていいはず。

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