市町村が年2回の野球教室へ

市町村が年2回の野球教室へ

 中学生の野球チーム対象の硬式少年野球教室が市主催でおこなわれ、約50人が集まり、元プロ野球を指導者の話に、熱心に聞き入っていました。市長は、今年3月に石垣島を訪れていた元巨人軍の杉山直樹選手を知り、是非、中学3年生に硬式の野球教室をお願いしたところ、杉山氏は快く受け入れてくれたことで、この教室が実現。子ども達は、キャッチボール、守備練習、打撃練習と、硬球になった場合には、どこが軟球と違ってくるかを、言葉と実地で学んでいました。重くなるボールの投げ方を学ぶと同時に、守備練習も硬式野球用のステップを学ぶなどしていました。打撃では、硬球になるとなかなか球が飛びにくくなることから、打席に立ってから打つ瞬間は前に移動しながら球の下を叩く練習を実施。硬球の扱いについて、プロ選手に学べるとあって、子ども達は熱心に杉山氏の話に聞き入っていました。石垣市は年2回の開催を目指すとのこと。石垣市による八重山出身中学3年生球児へのスキルアップ支援であり、高校入学と同時に高校野球に馴れて、実力が発揮できる環境を支援するもの。この教室には石垣市に限らず八重山郡内の中学生が参加しており、石垣市の八重山の中心自治体らしい配慮です。第2第3の大嶺を目指す球児を支援です。

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