恒例の竹富島の種子取祭の舞台芸能は、今年も見事な舞が続々披露されました。芝居の方は、同じ話なのですが、なぜか引き込まれてしまいます。話の筋もわかっているのに、その決め言葉が待ち遠しい。それを確認するまでは、目が離せず、舞台に夢中になる。不思議と言えば不思議です。昔から連綿と続けられてきた演目でもあり、歴史に触れている思いにもなります。見ているはずの神様の気持ちは、御嶽に集まる人々の心にも伝わり、共鳴し続けるのでしょうか。舞台に登場する役者が誰であるかを郷友らは互いに伝えあって、楽しい時間を過ごしていました。『竹富島の種子取祭』の動画はこちら