川平で結願祭

川平で結願祭

 10月15日は壬午(みずのえうま)。この日は川平と新城島で結願祭が行われました。一年間、神への願いがかなったことを神に感謝し祝う、一年間の願いの締めくくりとなる結願祭が、10月15日午後1時から石垣市川平の群星御嶽でおこなわれ、川平村の住人や観光客が多数集まって、会場は盛り上がっていました。また、この日は珍しく外国からの観光の人の姿も数人見られ、国際色を感じる会場になっていました。川平村における3大祭りのひとつでもある結願祭は、一年間の願いがかなったことを神に感謝し、来年の豊作と住民の健康と幸せを祈願するためにおこなわれるものです。神への感謝を軸に実施される豊年祭とは違って、むしろ住民が楽しむことが主体となった祭りです。まずは、群星御嶽のイビに向かって、全員で神前拝礼をしたあと、ミルクガナシを先頭に、演者が境内を巡ります。このあと、ペッソーと呼ばれる勇壮な太鼓がおこなわれ、12名による、太鼓の妙技がおこなわれました。境内をお清めするのがねらいの太鼓です。『川平の結願祭』の動画はこちら

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