ある風景に見るイノセント

ある風景に見るイノセント

 兵庫からの修学旅行の一団が、名蔵の干潟に下りていました。そばには、景観無視の建築中物件があります。わがもの顔の人工構築物と、何も知らない高校生の群。運んだ観光バスは、建築現場の一角に駐車です。存在すれば、なんでも利用され、公認され、やがて忙しい業者にとってはその利用価値から、重宝されていく。そういう業者に溢れていくのが、石垣島の将来なのか。猛獣に喰われいく子鹿のような石垣島の風景です。

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