亜熱帯職場への配慮

亜熱帯職場への配慮

 安全衛生のための事業所合同パトロールは、石垣市のホームマートK・MAXの木田商会を訪問。一行は、まず、支部長と事業主が挨拶を交わしてさっそく職場内を巡りました。アルコール検知装置で職員をチェックし、昨夜のアルコールがのこっていたりする人は、運転業務をさせないよう、厳しくチェックしていることや、亜熱帯の暑い八重山であれば、冷たい水の補給ができるように、職場の各場所に冷水器を設置。また、午後3時には交代で休憩をとるようにしていることが紹介されていました。従業員が、自ら安全を保つために必要な措置を社に申告するように努めていると社長は述べていました。経費は一切社が負担することや、従業員だけでなくその家族も揃って親睦を図るために「黒潮会」が結成されており、そこが主体でファミリーピクニック、グランドゴルフなどの親睦会を企画。会社が全額負担しているとのこと。また、始業前に朝のラジオ体操は20年以上つづいているとのことです。社長は、従業員のひとりひとりが安全衛生に心がけるためには、それなりの難儀が必要で、そこを自覚し自主的に行動する分には、社はそこで発生する費用については全額負担して協力していくと述べていました。日差しの厳しい屋外での作業所には、遮光幕が張られて、日陰をつくるようにしてあり、亜熱帯八重山のことのほか強い日差し対策がありました。ひとりで20キロ以上のものは持たないように指導しているとのこと。一行は、様々な工夫に満ちた事業所の取り組みぶりに、強い関心をよせていました。

この記事をシェアする