石垣島大田にある独立行政法人八重山栽培技術開発センターでは、タイマイの放流事業がおこなわれています。2年ごとにしか産卵しないタイマイ雌を、今年初の2年連続の雌の産卵を達成。新たな栽培技術が花を開きました。産卵を達成したのは雌のタイマイの夏海(なつみ)。担当の研究員、小林真人氏は、これで安定的にタイマイの産卵が可能となり、多くのタイマイの放流ができるとのこと。これは、漁業資源の回復に貢献できることになるとのこと。タイマイの産卵周期は、天然では2年から3年とされています。同センターで人工的に飼育されるタイマイが、人工の砂場で国内初のはじめての産卵行動を実施。無事孵化して、栽培技術の第一歩を遂げました。『タイマイの2年連続産卵成功』の動画はこちら