石垣島川平で豊年祭がおこなわれると、いよいよ夏の盛りを告げる八重山豊年祭シーズンの到来です。
7月17日は、川平の4つの御嶽(浜崎・群星・山川・宮鳥)で豊年祭がおこなわれました。この日の午後、石垣島川平の赤目色宮鳥御嶽、通称アーラオンでは、神司が御嶽で、今年の五穀豊穣を感謝し、来夏世の豊穣を祈願していました。
アーラオンでの豊年祭で有名なのは、びっちゅる石。60キロはあるといわれる大石を担いで、拝所の境内を歩いて見せます。
午後4時頃、神の石であるびっちゅる石に祈願して、さっそく中央に置かれると、挑戦したい人が現れ、石を担ぎ上げます。神の前で氏子らが力を自慢をするもので、余裕がある人は大きく境内を巡り、観衆は拍手喝采を浴びせます。
『川平・宮鳥御嶽でびっちゅる石』の動画はこちら