八重山産業まつり

八重山産業まつり

 7月7日8日の二日間、石垣市中央運動公園と石垣市総合体育館を舞台に、八重山の産業を一堂に集めて、八重山における産品を周知し、地域振興に活かそうと、八重山産業祭りがおこなわれました。7日10時におこなわれたテープカットのあと、産業祭りははじまりました。毎年おこなわれている八重山産業祭りは、昨年から7月に開催を決め、今年は八重山青年会議所(八重山JC)が事務局を担って、民間の活力を利用した開催を実施。一昨年まで、石垣島祭りと共催でおこなってきたために、八重山産業祭りはその存在感が今ひとつでした。今回は、会場もこれまでの市民会館から、今年新たにできた屋内練習場へ変更。屋内練習場の床にブルーシートを敷いての実施です。八重山JCの熱心な勧誘も手伝って参加業者は107に登り、盛況な八重山産業祭りとなっていました。農林水産関係から、地元の農産物を利用した多彩な商品群、またミンサーなどの工芸品、石垣島ビールなどの加工食品など、多数の業者が出店して、祭りを盛り上げていました。今回の産業祭りの目玉は、企業精神を高校生に学んでもらおうと、企画立案から運営まですべて高校生が実施する出店を出店。店の名前も「爽やか爽快 フレッシュパーラー スムージー」。命名も彼らで決めました。八重山商工高校の商業科の3年生の15名が仕入れから製品考案・製造まで実働。なかでも500杯分を用意したジュース類は完売で、好評でした。

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