リーフフラットと呼ばれる礁原には、イシサンゴ群落が見られます。連日の猛暑でその礁原のサンゴの色が淡くなっており、白化に耐えています。礁原のサンゴの褐虫藻がダメージを受けているようですが、10センチほど深い、すぐそばのサンゴは、なぜか色に変化がありません。しかし、広大に広がるサンゴの礁原が白く様変わりして、不気味です。そこにクラゲの大群。6月30日の米原海岸の風景ならぬ水中景? です。沖縄生物暦では6月28日はクラゲ初見の頃。タイミングは合っていますが、この大量発生は、不気味です。種類は毒のないカブトクラゲでしょうか。突然の大群遭遇は、実に困りものです。海の富栄養価で大量発生のクラゲですが、それで水質も改善傾向へ。ただ、逆に、小魚の稚魚や動物性プランクトンも食われてしまうので、漁獲は落ちます。『クラゲとサンゴの白化現象』の動画はこちら