地デジの心配

地デジの心配

 2011年に地上波のアナログTV放送がなくなります。実際、今年中に、BSハイビジョンのアナログ放送がなくなります。この勢いは、止まりません。ギリギリになって、地上波デジタルが来ては、先島が一気にテレビを入れ替えることになる。たいへんな混乱が予想できます。コンバータを買わされて、画質が我慢できなくなれば、また購入。島はTVのゴミの山では、困る。2011年はあと4年ですが、せめて3年間ほど余裕がほしい。であれば来年には、是非実現してほしいところ。それが、3市町長からの知事への要請に、地デジの要請が与那国からしかなかったのはなぜなのか。景観形成も大事だが、日本最南端の首長であれば、一日も早い情報格差を埋めるのが、長の任務のはず。県も動いている。そこでの後押しの圧力が弱まれば、これは地元首長の責任だ。また後回しになっては、困る。無駄に見えて、一時も弱めてはいけない情報格差を埋めるための要請作業。これは、離島の定めのはず。本来、地上波デジタル化は国策である。利用電波の周波数がパンク状態から、地上波のデジタル化で、利用可能な周波数を生み出すことがねらいだ。国の都合で最南端が困っていることを、もっと強く言い続けねばならない。

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