たった5万人の島嶼にプロ野球選手6人

たった5万人の島嶼にプロ野球選手6人

 5月25日の黒島の森長隆野球教室でのこと。子どもから八重山出身のプロ野球選手は何人いますかと聞かれ、前泊・森長・武内・平良・伊礼・大嶺の6人であることを回答。7人目に成りたい人は誰ですかと森長氏が挙手を求めると、子ども達は手を挙げて、自己アピールをしていました。そのあと、運動場でさっそくグローブをもって野球指導がおこなわれました。この日は、ボールを投げる基礎から懇切丁寧に指導がおこなわれ、子ども達は熱心にならっていました。我流での投げ方は、一生懸命やればやるほど、肩を壊す原因になり、小学高学年で肩を壊す子どもも出てくるともいわれます。これは、早くから悪い癖を持たないように、基本をしっかり学ぶことでクリアされるとのこと。野球の基本は、投げること。そしてゴロをキャッチすること。この日、森長氏は、それらでもっとも大事な基本的な姿勢を子ども達に教えていました。良い姿勢だけでなく、悪い姿勢を覚えて、そうならないように注意して、良い姿勢をしっかり覚えてほしいと述べていました。故障に泣いた森長氏でもあり、コーチ陣にも故障で断念を味わった人がある。だから基本を教えたい。ロッテの大嶺誕生から、子どもの側にわき上がる強烈な野球熱。それを見て、大人の側も熱を帯び、気持ちが起きてきました。すばらしい連動です。

この記事をシェアする