5月24日午後2時から桴海地区のマリンレジャー関係者2名がジュゴンの痕跡を捜索。もし、ジュゴンが来ていれば、藻を食べた跡が残るはず。そこで広大な浦底湾を、時間をかけてジュゴンの痕跡を探します。浦底湾の水底は、スクの群れが見られて、小さな群れですが、そこここにたくさん見られます。浦底湾は、ハブクラゲで3歳の幼児が亡くなった場所で知られており、また大型のサメの目撃が多いことで知られています。というのも、透明度が悪い場所で、視界が効かないためにサメにとっては恰好の餌場となるようです。サメは、プランクトンや細かい砂の濁りので、透明度の悪い場所に現れやすいことが知られています。遠くからサメの姿が見えれば魚はすぐに逃げられます。サメにしてみれば、視界が悪いとすぐそばまで来なければ魚には発覚されません。サメは眼が悪いそうで、視覚では襲わないとのこと。暴れたり興奮する材料があると襲いかかるとも言われています。サメが人に襲いかかる場合は、ウミガメと間違って襲うことが多いとか。この浦底湾では、ウミガメもよく出没する場所らしく、ジュゴンが好む場所とウミガメの好む場所とは重複するという話もあり、期待も高まります。がしかし、そこはサメも現れる場所となれば、怖い場所に、現れてくれたものです。