5月18日午前10時から沖縄地区税関の広域監視艇「さきしま」の就航披露式が浜崎町船溜まりでおこなわれました。総トン数115トン。全長37m。4サイクル単動直接噴射式過給機多付きのV型ディーゼル機関に、推進器はプロペラが出ないウォータージェット推進器。海保の船は、ほとんどが鉄船ですが、この船体は軽合金アルミ製です。走りも重々しくなく、どこか軽快です。進水は平成19年1月10日。35M型監視艇「さきしま」が正式名称。海への監視の目は、市民支援があって実るもの。八重山は沖縄本島の4分の1。県内第1の離島西表島と2位の石垣島を抱える場所。宮古島を合わせれば、沖縄本島の面積の2分の1に迫ります。35M級の船「さきしま」が先島諸島を監視するとすれば、ちょっと小さすぎるように思えますが、10億で建造され、沖縄・先島諸島海域取締強化対策用税関監視艇として誕生。沖縄・先島諸島海域取締強化対策用の通信機器が配備され、水際取締事務効率化システムも稼働。国境監視に関して最新鋭です。4月25日に那覇で就航式を済ませて、現地で2度目。最高時速70キロが出るとの県紙報道にはあったのですが、石垣では秘密だそうです。『さきしま就航式』の動画はこちら