八重山農林高校農業クラブ委員長の石川清隆くんが、挨拶にたち、伝統の草刈り大会をがんばりましょうと呼びかけ、農場長の與那覇直人氏が挨拶。このあと、学校長の東盛稔氏が挨拶してピストルでスタートを合図。午前11時に草刈りがはじまりました。ノルマは1年生では一人男子50キロ。女子は30キロ。2・3年生では一人男子60キロ女子は40キロ。生徒は、草刈り鎌を手に、次々にチガヤを刈り取っていました。草刈り場は、どこも勾配があり、坂とあってやりにくそうですが、刈り取って束にすると計量場所へチガヤを運び、測量です。いい汗をかいていました。誰も田舎に暮らせば草刈りはつきもの。ただ八重山は亜熱帯で雑草の生育はすさまじい。島に暮らす人には、年中ついて回る作業のひとつ。とにかく雑草の生育の早さに舌を巻く。たまらずに除草剤を撒く人が多いのですが、やはり自ら草を刈れば、健康にもいいし、肥料にもなる。見方を変えれば大事な資源。除草剤で逃げずに、雑草と格闘して八重山の景観を守りたいもの。