迫力のトライアスロン

迫力のトライアスロン

 トライアスロンの迫力は、一斉に海に飛び込み、激しく舞い飛ぶスイムの水しぶき。陸に揚がればバイクのスピード。大きな群れになって、あっという間に走り去るバイクの迫力は圧倒されます。最近は、トップ集団を組んだ選手同士で、前に出る意志が交互に出ると、互いに風の抵抗を分担する結果になり、それで先頭集団が維持される傾向があり、見えない高度な駆け引きが見られます。
 最後の競技であるラン10キロは、勝利へのウエイトがかなり高い。バイクで上位になっても、ランで追い越される選手が続出。オリンピック競技となっているショートディスタンスのトライアスロン。その競技の将来性は、見せ方にもそれなりの変化がほしい。見せる技術のアップがあれば、石垣島はトライアスロンの島に進化できる。公道を走るトライアスロの迫力は、あっという間に去ってしまうので、街頭での応援も待つ時間の寂しさがある。市役所通りや桃林寺西通り、産業道路などに大型スクリーンを設置。どこで応援しても、競技全体を見せられるスクリーンが随所にあれば、いいのですが。大型スクリーンにスポンサーをつけることも可能。そんなこんなの工夫が生まれてこそ、行政からの持ち出しが抑制できるというもの。

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