参議院補欠選挙が投開票

参議院補欠選挙が投開票

 4月22日午前7時から参議院補欠選挙の投票がおこなわれました。 今回の選挙は、自民・公明が推薦する島尻安伊子候補者と民主・社大・社民・共産・国民新党が推薦する狩俣吉正候補者との事実上の一騎打ち。 福島県での参議院補欠選挙と合わせて、中央政界も与野党が勢力的に肩入れしており、夏の参議院選挙の前哨戦と、その参議院選挙の目標値が定まるとあって、位置づけも大きなものがあります。 ただ、争点が基地問題に向かわない構造が、微妙な県政局。というのも、基地問題よりも雇用問題が切実な沖縄県民の関心時。このことが県知事選挙で明確化。 そこで展開した、島尻氏の子育て支援と、狩俣氏の格差是正。どちらも沖縄全体を長年包んできた地域振興の障害である米軍基地問題を論争パス。米軍再編の中での沖縄の位置づけを問う大切な論点を、はぐらかしてしまった。 だから自然に投票率が下落。これでは知事も与党の国会議員も、中央政界に利用されるばかり。中央与党内でも、右派のやり過ぎには鳩派もハラハラでは。

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