ソロモン諸島の大地震は他山の石

ソロモン諸島の大地震は他山の石

 海でつながる南太平洋の島々は、地震による津波発生でそれが現実になります。 4月2日午前7時39分(日本時間午前5時39分)、ソロモン諸島沖で発生したマグニチュード8.1の地震で、死者34人、被災者5000人から5万にもおよぶ大惨事を勃発。南の島の地震被害の厳しさを物語ります。 まず、島を出入りするシステムが壊れて、もともと自給でやってきた人々が、その道具を一瞬にして奪われ、なすすべがなくなる。生活もままならず、支援物資も交通手段が崩壊。島々に届かない現象を生んでいます。 八重山で大津波の惨事が起これば、同様です。船はなし。各離島への物資は滞り、疫病の危機に陥ります。石垣港は瓦礫で船が入港できるまでには時間がかかり、空港も滑走路に亀裂が入れば使えません、復旧にはかなり時間がかかる。ヘリでの支援となりますが、沖縄本島と石垣との行き来に多数のヘリが来るのは、怪我人搬送が先。臨時の物資備蓄も配れなければ、意味がない。 ソロモン諸島で最大6mとなった大津波が、日本へは到達しなかった模様。石垣島地方気象台検潮所の器機は、異常な波は無検知。しかし、八重山は受け取るべき防災のための情報は、たくさんあるはず。 (写真は、石垣島地方気象台)

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