新石垣空港の建設や移住者の急増による土地バブルで、石垣島での土地の開発が盛んになっている中、島の自然保護と景観を後世へ残そうと取り組まれているのは、新たな石垣市自然環境保全条例と新たな景観形成条例と景観計画。 昨年1月には、石垣市は県内初の景観形成団体となって、景観計画を策定。6月施行に向けてまもなく、告示がおこなわれます。 この景観計画の適正な実現を目指して、石垣市ではこの3月議会で2つの条例が生まれました。これまであった石垣市自然環境保全条例を全面的に改正。また、景観法の施行にともない、これまであった石垣市景観形成条例の全部を改正し、新たに石垣市風景づくり条例をつくり、この3月議会で提案。 3月26日、石垣議会本会議最終日で特別会計予算等審査特別委員会(委員長、仲間均)から審議された内容が報告され、2案とも原案可決すべきものと決定したことを報告。 その後、全会一致で2案は可決されました。 これより、石垣島の景観を守る取り組みが始動します。自然環境保全条例は4月施行。新景観形成条例となる風景づくり条例は6月施行の予定です。