800近い著書をもつ中谷彰宏氏は、俳優、タレントとしても活動するマルチタレント。 3月6日に全日空ホテル＆リゾートで講演を実施した氏は、ビジネス書、サービスマインド、人生、恋愛、自己啓発と幅広い著書と活動で知られます。「訪れるお客様の喜びや楽しさを10倍にする方法 八重山の魅力をもっと感じていただく8つの具体例」と題して、黒板を前にセミナー形式でおこなわれました。 氏は「観光が、伸びる理由がはっきりわかっている場合は良いが、わからない場合は「バブル」の可能性がある」と述べ、バブルであれば、急成長しても、急に落ち込んでしまうと、八重山観光のバブル傾向への警戒を述べていました。 観光には核となるものが大事で、地元のホスピタリティーが大切であると述べ、観光客は写真で写せるモノはもとめていないと断言。訪れる人は、人との出会いや、思い出を求めていることを強調。一度訪れた人が「また来たい」と思うケースは、そこに物語があると述べ、物語は観光目的地にはなく、観光施設と施設の移動中での、人との出会い、発見から生まれるとのこと。島全体から生まれてくる市民のホスピタティーが重要なことを述べていました。
