アトピー性皮膚炎を学ぶ

アトピー性皮膚炎を学ぶ

 育児講演会がおこなわれ、父母や保育関係者が多数集いました。3月8日午後7時半から、石垣市健康福祉センター集団検診ホールで、八重山私立保育園連盟と九州大学医学部付属病院総合診療部が共催で育児講演会を実施。アトピー性皮膚炎は、原因がよくわからないまま、世界では平均して約12%の人が罹患しており、本土でも12%がかかっています。 石垣島でのB型肝炎の多発を防ぐ取り組みをした九州大学病院総合診療部教授の林純氏が、長年にわたって調べてきたデータから、アトピー性皮膚炎に関して親御さんから困っている状況を聞いて、こんどはその研究を開始。 林氏は石垣ではアトピー性皮膚炎を発症する人が少ないことを発表。全国平均の半分で、約6%(全国では12%)であること。また、石垣市でのデータからわかったこととして、1才未満でアトピーにかかっても、その内の70%は自然に治っていくことが発表されました。

この記事をシェアする