保護から放鳥、そしてペアリングへ

保護から放鳥、そしてペアリングへ

 保護されたカンムリワシが、ペアリングまで動向を捕捉できる例はまれです。 このカンムリワシの放鳥は、子ども達が参加しており、その個体のペアリングはおめでたい話。富野小学校も意欲的です。 国の特別天然記念物カンムリワシは、個体数が減りつつあり、昨年の台風13号の後の石垣島の山々の惨状に加え、昨今の八重山バブルの開発ラッシュで、緑が消えるエリアが増えています。カンムリワシを救いたいチームの取り組みが光ります。 小学校で名前を付ける妙案が出ています。今、0609がこのカンムリワシの登録番号。 2006年の9番目の保護個体という意味。はじめて、富野のカンムリワシに呼称ができるとすれば、これは楽しみです。

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