サッカーで広げたい可能性

サッカーで広げたい可能性

 16億で建設したサッカー練習場です。維持費が1000万以上かかるサッカーパークあかんまですが、サッカー教室を精力的に開いて、サッカー少年の育成に力を注いで、もとをとりたいところ。 子ども達が一心にボールを追う機会が増え、Jリーガーが石垣島でキャンプをはり、子ども達と接する機会もできてきました。夏にも合宿をはるアビスパ福岡や、個人でする夏の自主トレ組なども生まれてきました。一昨年は、オリンピック出場予定の山本ジャパンの合宿で沸きました。設備から入ったサッカーです。 これに対して、この設備ない中で練習に練習を重ねて、甲子園の春夏を制した伊志嶺商工は、八重山球児の身体力の潜在的な強さを信じて指導。少ない部員というハンデは、競争心を煽れない環境で、多い練習量から「会得」していく、彼らなりの成長に焦点を当てながら、ガミガミ尻を叩いての戦果でした。なにより個々人の資質をつかみ、野球を知り尽くした監督の力でした。 サッカーでも、伊志嶺級の指導者が八重山に現れるか否かが、決め手だとすれば、今、駆け回る子ども達の中に、全国高校サッカー選手権大会を目指す意欲ある選手の出現がカギかも。

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