感動を「ありがとう」

 今年卒業する商工高校野球部3年生は8名。いっしょに揃って記念撮影をするのは、前日建立したばかりの記念碑の前です。3月1日、卒業の日を迎えて、この後は各自が自分の道に邁進します。この碑の前でバラバラになるまえに揃ってから、次に揃うのはいつの日となるか。 島に感動を与えてくれた8人が、後輩からの花束を手に写真に収まりました。彼らは実力をつけて甲子園に2度も挑戦。最南端というハンデを克服し、離島からでも大きな夢の実現が可能であることを「甲子園春夏連続出場」という形で見せてくれました。島に暮らすあらゆる人に、やればできるという勇気を与えてくれた。この彼らに心から感謝したい。(写真は、野球部を救った恩人、佐久川直浩先輩もいっしょです。)

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