新しい離島ターミナルができて、これまでの船会社が新しい場所に移転して、この風情が残った。これは寂しいものだ。しかし、これからここに入るのが、島外の資本であるとすれば、発展振興は島外の資本をここに呼び出すことでしかないことになる。寂しいばかりだ。航空会社系の大型ホテルが外資系元航空会社系資本に身売りする話は、進出の規模が大きくなる兆しあり。チサンホテルが経営破綻後、イタリア人のAGヴィリリ氏に運営され、ロワジールホテルオキナワやオキナワロイヤルビューホテル、名護のマリオットリゾート&スパも運営。沖縄本島でも外資の進出形態が進んでいる。イーストチャイナシーがこれまた国民党に絡んで、すったもんだがある。もともと日本列島自身、外国に買われ放題の様相。これが、「イギリスもそうだよ」などという、物知り顔の声に納得して、果たしていいのだろうか。不動産の流動化も地域の活性化もすべて、外資のはかりごとに見えてくる。