自然回復の敷金

自然回復の敷金

 自然への回復義務の責任の所在を明らかにさせるべきではないか。また自然景観がよい場所は、回復義務を負わせるのは絶対条件ではないだろうか。 ここは県庁所在地から400キロ海に隔てられた場所。荒らされ、都合が悪くなれば、捨て置かれるだけ。この八重山は、まだ都会からやってくる移入業者より最新情報のキャッチは遅れ気味だ。そんな地元業者と移入業者とが対等に競争するためには、移入者側がある種のハンデをもつのが当然ではないか。 これは保護主義ではなく、島の文化と自然を守るための当然な備えだ。島のペースを守れる環境を、生み出す必要がある。島を荒廃させないためには、文化の継承を島のペースで実現できるようにすること。

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