県内初の登録有形民俗文化財に指定

県内初の登録有形民俗文化財に指定

 喜宝院蒐集館の「竹富島の生活用具」が登録有形民俗文化財に文化庁から指定を受け登録されました。1月19日の文化審議会で正式に決定されました。 今回登録されたのは、竹富島で収集された衣食住や生業、信仰、芸能に関わる用具類で、この地区の暮らしぶりを物語る用具が収集されていることに特色があるとのこと。 衣156点、食88点、住123点、生業196点、信仰150点、芸能89点、人頭税40点、計842点です。 竹富島の人々が日常生活で使用してきたものは、笠、蓑、アダンの葉などでつくった草履類。クバの幹でつくったコシキやクバの葉でつくった水汲みなど。いずれも亜熱帯に生育する植物を素材とした用具類が収集されています。

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