第54回 アンパル自然観察日記(1) 「子どもアンパル教室」のはじまり

第54回 アンパル自然観察日記(1) 「子どもアンパル教室」のはじまり
第54回 アンパル自然観察日記(1) 「子どもアンパル教室」のはじまり
第54回 アンパル自然観察日記(1) 「子どもアンパル教室」のはじまり
第54回 アンパル自然観察日記(1) 「子どもアンパル教室」のはじまり
第54回 アンパル自然観察日記(1) 「子どもアンパル教室」のはじまり

「郷土の自然を成長する子どもたちのために活用したい」という願いは、人類に共通した思いではないでしょうか。この思いから2014年3月21日「子どもアンパル教室」を開校しました。紙上での呼びかけに応えて、5名の母親と6名の子どもたちが集まってくれました。
 この教室では毎回1~3名の講師が、アンパルの生き物や自然について紹介したいテーマを持って担当します。子どもと一緒に親たちも参加しますから、実質は「アンパル親子教室」と言えましょう。参加費不要、都合の良いときに参加すればよく、期間途中から加わることもできます。約半年の間に5回の活動を行いました。その間、参加者に目に見える変化が生まれました。カニを手でつかめなかったのに、つかめるようになった子がいます。活動をきっかけとして、生き物を調べる楽しさに目覚めた子もいます。その土地に住んでいるからこそ見えてくることに気づいたり、くりかえし同じ場所を訪れてもそのたびに発見があったりしました。「子どもアンパル教室」の活動を通して、子どもたちと共に親も成長しつつあります。そのようすを紹介していこうと思います。

アンパルの自然を守る会 小菅 丈治

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