三木健さんが、八重山パイン物語を出版

三木健さんが、八重山パイン物語を出版

4月15日、パイン産業の歴史や、八重山と台湾の交流を描いた「龍の舞 -八重山パイン物語-」(八重山台湾親善交流協会発行・南山舎制作)が発刊され、同日、市文化協会で、著者の三木健さん、挿絵を担当した熊谷溢夫さん、同協会の石垣久雄会長が会見した。同書は、戦前台湾からパイン産業を導入した台湾人農業者たちや、パインの歴史が語る八重山と台湾との交流の物語をつづったもの。中国語訳も収録されている。三木さんは「この本は入植したおじいさんが子どもたちに物語を語るような作りになっており、八重山と台湾の歴史をわかりやすく紹介している。島の人だけでなく、ぜひ台湾の人たちにも読んでほしい」と呼びかけた。販売はタウンパルやまだ、市文化協会。台湾での販売も計画している。

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