1月12日夜から13日早朝にかけて、茅原書藝會八重山支局で、集中力や精神力、忍耐力を培うことを目的にした第19回千字文錬成会が行われた。千字文とは、中国の梁の武帝が、書聖といわれた王羲之の書の中から重複しない一千字を集め、文章家の周興嗣が四言一句の韻文にまとめたもので、今年は10歳から74歳までの19人が約12時間かけて千文字を書き上げた。
参加した新川小5年の波照間早希さんは「朝まで書き続けるのは大変だったけど、最後まで頑張った」、学生の頃にも参加し、今年数年ぶりに再挑戦した黒島陽子さんは、「しばらく休んでいたのでなかなか筆が戻らなかった。今年は稽古を怠らないようにしたい」と話した。