10月で100歳を迎える八重さん。6人兄弟の長女として黒島の仲本集落で生まれた。同じ仲本出身の重信さんと結婚し、6人の子どもが生まれてから石垣に引っ越し、登野城で暮らしていた。若い頃は踊りをし、夫婦で農業をし、サトウキビや野菜を育てていた。3年前に重信さんが亡くなり、それからはグループホームで暮らしている。ホームでは友達とおしゃべりをしたり、歌ったりするのが楽しいという。健康の秘訣は腹八分で食べること。納豆が大好きで、長命草を入れて食べるのが好物だという。この日は久しぶりに親戚が大勢そろい、八重さんも嬉しそうににこにこしていた。