手話サークル 碧の会

手話サークル 碧の会
手話サークル 碧の会
手話サークル 碧の会
手話サークル 碧の会

 今年で創立33年目を迎えた手話サークル碧の会。創立当時はまだ、石垣島で手話通訳をするという事が一般的ではない時代。そんなころから八重山で手話の普及と聴覚障害者の社会参加支援に取り組んできた。
 碧の会では、石垣島マラソンや石垣島トライアスロン、健康福祉まつりなど、地元で行われている様々なイベントで手話通訳等のボランティアを行っている。石垣島マラソンや石垣島トライアスロンには、毎年県外から多くのろう者(手話を使う聴覚障害者)が参加しており、出場者が安心して大会に臨めるように聴覚障害者選手のサポートをしていきたいという。またサークルでは、パン作り教室やボーリング大会など、サークル内での交流のほか、三団体(石垣ろうあ者友の会、沖縄県手話通訳問題研究会石垣、手話サークル碧の会)で行う観月会、クリスマス会などの恒例行事も行っている。
 会員の小熊徹平さんは「もともとスポーツをやっていたが、足を痛め、両手だけでできることと考えて手話を習い始めた。手話サークルでは、聴覚障害者でトライアスロンやマラソンに挑戦している方々と知り合いました」、砂川和広さんは「昔は手話をできる人が少なかった。これからも手話通訳者の育成に少しでも役に立ちたい」と話した。会長の南風盛さんは「手話サークルで手話を覚え、ろう者と交流を持ち、活動している方も徐々に増えてきました。今後も、地元で他のボランティア団体と協力し、障害のある方の支援を継続していきたいと思います」と話した。八重山在住で、手話に興味がある方、またボランティア活動を体験したい方は、気軽に足を運んでくださいとのこと。

活動内容:手話の普及促進、聴覚障害者の社会参加支援、手話学習、ボランティア活動、情報交換など
集合:毎週木曜日 19時半~21時
場所:健康福祉センター ボランティア室
会費:2000円(年間)
問い合わせ:84-2211(石垣市社会福祉協議会)
※祝祭日、年末年始は休み
※中学生以下は保護者同伴

この記事をシェアする