1月12日、茅原書藝會八重山支局で、第21回千字文錬成会が行われた。千字文とは、中国の梁の武帝が、書聖といわれた王羲之の書の中から重複しない一千字を集め、文章家の周興嗣が四言一句の韻文にまとめたもの。今年は小学6年生から73歳までの門下生23人が挑戦し、高校生以上は千字文、小中学生は教養漢字とひらがな、片仮名を合わせた1000字を、午後8時から翌日午前8時までの12時間続けて書き上げた。一文字でも間違うと初めからやり直さなければならず、手本を見ながら丁寧に一文字ずつ筆を走らせた。
参加した真喜良小6年の小林リリさんは、「3年生のころから書道教室に通っていて、楽しそうだったので今年初めて挑戦した」、新川小6年の金城竜馬くんは、「先生に勧められて参加しようと思った。間違えずに書き上げるのが思ったより難しい」とそれぞれ話した。