人生は八五歳から

人生は八五歳から
人生は八五歳から

 年齢を重ねてもいつも心は青春とばかりに、元気はつらつの生年祝いが、南の美ら花ホテルミヤヒラで盛大に開宴されました。
 沖縄県退職教職員会八重山支部恒例の年末望年会と称する会員の楽しみのひとつ。合わせて今年度に各種の受賞を頂いた会員の祝賀会も同時に開かれました。
 同じ教職にあった仲間内の気安さから、笑いあり、拍手ありで和やかな宴となりました。八五歳の生年を迎えられた元教師の皆さんは、川平カツ、国吉米、黒島善健、黒島春、島村ヤス子、瀬名波昇、宮良スエの七名でした。その内出席者は五名(川平、春、島村、瀬名波、宮良)でした。
 各人が生年を迎えた喜びを語り、教職時代の思い出を話してくれました。それぞれの教職時の個性を彷彿させる語り口で参加者の笑いを誘っていました。
 宴の佳境は、女子会員の演し物。西地区会員(大川以西)による『新八重山音頭』で一糸乱れぬ舞いを披露しました。続いて登野城地区からは『バッサイロン』を舞台いっぱいに広がり円舞しました。なんでも台湾民族の踊りを竹富島でアレンジした愉快な踊りでした。最後の余興は、東地区(平真以北)の会員よる『かりゆし祝い囃子』でした。揃いの祝いハッピーを着用して軽快に踊りました。踊りに合わせて会場から手拍子の応えが起きていました。
 フィナーレは、八重山宴会の定番のモーヤーを全参加者総立ちで舞い、花道を作って生年者を見送りました。

加勢本 曙

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