石垣市立学校給食センターの昼ごはん

石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん
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石垣市立学校給食センターの昼ごはん
石垣市立学校給食センターの昼ごはん

 石垣島の北部地区を除く小学校13校、中学校5校の生徒と職員約5200人に給食を提供している石垣市立学校給食センター。来年にはバンナ公園北口近くに移転することが決まっており、現在の建物で給食を作るのも残り少なくなってきた。そんな給食センターの1日におじゃました。
 給食センターの朝は、食材を業者の方々から受け取ることから始まる。野菜や肉などの食材はその日使う量だけ仕入れており、できる限り地元で生産されたものを使用しているという。地元の食材を使うことで、地産地消と、子どもたちに地元の食材を知ってもらう食育の観点から役立てている。献立を考えているのは栄養士の嘉良亜美さんと當銘ゆりえさん。そのお二人にお話を伺った。
「現在の給食センターは、昭和48年に建てられ今年で40年目と古い施設ですが、現在の衛生基準にのっとりしっかりと運営しています。しかしエアコンが完備されていないため、夏の暑い日には蒸気で調理室の温度が34℃、湿度が85%にもなるので作業をする調理員は大変です」と嘉良さん。新しい給食センターには、エアコンはもちろん、高温多湿や細菌繁殖を抑えるドライシステムも導入される予定だ。
 また給食センターで働いているからこそ嬉しいこともあると當銘さん。「よく子どもたちから手紙をもらうんです。その中には、給食を食べたいから学校を休みたくないとか、給食センターの人たちに給食を作ってあげたいという手紙もあり、ここで働いていて良かったと思いますね」。そういう手紙をもらうことで、もっと美味しい給食を作ろうと励みになるそうだ。
 実は職員のみなさんも、お昼は毎日同じ給食を食べている。学校の給食が始まる1時間前には、料理に問題がないかチェックする検食も行われており、安心安全な給食を提供するために、食材の仕入れから衛生管理まで徹底されている。新しい給食センターには、蒸し器やオーブンなど今はない調理器具も導入される予定で、今よりもっとバラエティー豊かな献立になる予定だ。

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