0月7日、石垣市北部自然環境に恵まれた平久保(ペーブク)小学校、幼稚園の「第63回大運動会」が行われました。少々の雨にも負けず、笑顔で頑張っている子供たち。私はさっそくFM石垣サンサンラジオ番組の電話生中継で紹介しました。幼稚園生2名、一年生1名、2年生1名、3年生0名、4年生1名、5年生4名、6年生1名。6年生の米盛夢姫さんは、4年生の時から先輩や後輩、先生、地域の活動など頑張ってきました。今日は、小学校最後の運動会です。「獅子舞や16のプログラムを皆さんと共に頑張りますので、今日はよろしくお願い致します」と校長・安和守光先生のお声をいただきました。笑顔と優しさを感じる、誰が生徒か先生か♪歌いたくなる校長先生でした。
緑の山とグラウンド一面が芝生、グリーンのじゅうたんの自然からパワーをもらいつつ幼稚園生2名の「表現レッツダンシング」。とても可愛いくてまるで芝生の妖精が踊っているかのように見えました。「獅子舞&エイサー」は4名の生徒(米盛夢姫、伊波萌那、多良間陽織、吉田みちる)。2組が獅子を舞う予定でしたが一人の生徒さんが体調不良のために、米盛夢姫さん、伊波萌那さんたちとエイサー(全児童)が表現豊かに披露していました。
久宇良、平久保、平野のオジーちゃん、オバーちゃんは「今日はヌチグスイしたさぁー」、「もっと長生きするねー」と笑顔たっぷりです。獅子舞に戻りますが、会場の赤ちゃんの健康祈願に獅子の口の中に入れる場面もありました。公民館、郷友会、同窓会、対抗リレーに、今年発足した、平久保郷友会(会長大松宏昭・会員30~40名)の皆様方も参加し会場を盛り上げていました。小人数の児童生徒と地域の皆様方が一体となった運動会最後のプログラム「校歌ダンス」。大雨の中濡れながらダンスを会場全員で踊り最後のしめとなりましたが、児童生徒たちが雨にも負けずプログラムをすべて終えた事に今回も参加して良かったなーと思い少し涙ぐむ私でした。
話に聞きますと前日から地域の皆様方が作業したそうです。自分の子供がいなくとも、今日の運動会本番にも参加し会場を盛り上げた。小さな地域の絆に心が打たれます。皆様お疲れ様でした!
その日の夜ですが、6年生の米盛夢姫さんにこれから発表する作文を見せていただきました。「私たち今は子供ですが中学、高校、大学、一般になり、故郷を離れ県外で就職修行、いずれは我が故郷に戻ります。その時帰るところあるのかな?」。原稿用紙数枚書いてありました。米盛三千弘さん、邦子さんと私の平久保サガリバナ会員で、常に北部地域が活性化していくには、自然環境原風景を守り、私たち大人が観光環境を通じて働く場所や、北部の触れ合い場所、地域の農産物、魚介類の販売場所、自然体験場所など土台作りをするにはなどと、話している事を夢姫さんは彼女なりにそばで聞いていたんだなーと思うと、八重山島の大人は、自分の命のある限り子や孫のために愛郷愛土肝心で豊かな島に築きあげなければと思いました。私もできる限り無理せずに日々頑張ります。今回も読んでいただきましてミィーファイユー