新空港建設現場の昼ごはん

新空港建設現場の昼ごはん
新空港建設現場の昼ごはん
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新空港建設現場の昼ごはん

 来年3月7日の開港まであと9ヶ月を切った、新石垣空港の建設現場。滑走路や管制塔、消防車庫、電源局舎などはもうできあがっており、現在は旅客ターミナルビルの建設工事が進められている。工事は予定通り、順調に進んでいるようだ。
 この日は週一回定例の工程会議の日で、事務所では、朝から現場の進捗状況についての話し合いが行われていた。ターミナルビルの設計監理をしている、梓・洲鎌・宮平・石垣空港ターミナルビル監理企業体の秋枝さん、洲鎌さん、知念さんと石垣空港ターミナル株式会社の儀間さんは、会議終了後、事務所内でお昼ごはん。いつもお弁当をまとめて注文して、配達してもらっている。現場監督の高屋さんは、毎日愛妻弁当を持参。事務所のデスクで食べた後、現場に戻る。
 現場には、鳶、左官、鉄筋、型枠、電気、配管設備などさまざまな職種の職人さんが、常時100人以上働いている。昼休憩は、12時から1時までの1時間。詰め所や日陰、車の中などでそれぞれお弁当を食べ、食べた後は、ほとんどの人が時間まで昼寝をする。体力勝負の職人さんたちにとって、昼寝はとても重要で、できるだけ体を休めて午後の作業に備える。この日の最高気温は31℃。休憩は10時と3時にもあるが、熱中症にならないよう、随時水分と塩分補給をするように心掛けているという。
“地域住民に親しみをもって利用される施設”をコンセプトのひとつにしている、新空港のターミナルビル。特徴となるのは、送迎エリアだ。滑走路側の2階に送迎デッキがあり、航空機をいつでも間近で見学することができる。また、送迎デッキと搭乗口エリアはガラスで接しており、到着と同時に出迎え、出発間際まで見送ることができるという、現空港の送迎シーンを残すように考えられている。「八重山のみなさんの悲願だった新空港が、30年近くかかってようやく実現に近づいています。滑走路が長くなり、安全性はもちろん、八重山の経済発展にもつながると信じています」と知念さん。工事は12月頃には終了する予定だ。白保の美しい海が見渡せる場所にできる新空港。どんな空港になるのか、完成が楽しみだ。

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