10月21日から24日、八重山から25名が参加し、岩手県宮古市で牛汁の炊き出しを行った。八重高PTA、尚志会、八重盛48の会(PTA OB有志の会)の主催で、八重高と盛岡第四高の姉妹高交流を通して実現した。八重山からは八重高生3名を含めた17名が出向き、東京在住の八重高郷土芸能部OBら8名も現地で合流。八重高生の派遣は、若い世代に震災の現状を見てもらい、将来の生き方などを考えてもらいたいという趣旨のもと派遣された。
宮古市の2ヶ所の仮設住宅で、美崎牛をつかった牛汁600人分を振る舞い、八重山民謡、舞踊も披露。現地の人たちが一緒に踊り出す場面も見られた。宮良出身で、東京で南風花食品を経営する仲筋信夫さんも同行、炊き出し器械を東京から運び、石垣そば700食を提供した。
牛汁は岩手の人たちにもおいしいと好評だったという。八重盛48の会の平田勝男会長は「たくさんの方々の協力があり実現でき感謝している。今後も支援を続けていけたら」と話す。