石垣島川平湾で三番目の父にお披露目

石垣島川平湾で三番目の父にお披露目
石垣島川平湾で三番目の父にお披露目

 10月17日に本土より家族友人を連れて石垣島川平で一組のカップルが結婚式を挙げた。神奈川県在住の新郎今井孝如さん、新婦有紀さん(旧姓:吉沢)。有紀さんは6年前に2年間川平湾で、まりんはうすぐるくんに勤務し、当時初のグラスボート女性船長として活躍していた。バックパッカーとして沖縄の離島巡りの旅で石垣島を訪れて川平へ遊びに来た際、同社の東恩納社長に偶然声を掛けられた事がきっかけで働き始めた。当初は乗船券販売などが主な仕事ではあったが、船舶免許を持っていたのが幸いして、1年後には初の女性船長に抜擢。持ち前の頑張りで船長業以外にも新規観光メニューも提案するなど忙しい日々を送っていた。「川平で一所懸命に頑張れたのも社長をはじめ会社のみんなや島の友人が、自分を家族以上に親身になって支えてくれた事がとっても大きかったです」と有紀さん。しかし、のちに体調を崩して本土に戻ることに。やがて孝如さんと出会い結婚。式は、有紀さんが石垣島で支えてくれた人たちにウエディングドレス姿を見てもらいたいと、たっての希望を孝如さんが叶えて石垣島の川平で行われた。「日頃、石垣島での話を有紀から聞かされていて、彼女がお世話になった人たちに会ってみたいという思いもあって川平で式を挙げました」と話す孝如さん。結婚式の夜に行われた2次会3次会では、三番目の父・東恩納社長から娘を嫁がせるにあたっての心境が得々と語られた。おふたり末永くお幸せに。

編集部 垣迫

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