「ちむぐくる」は被災地の子供たちのために「石垣島で冬休み」を計画中です!

「ちむぐくる」は被災地の子供たちのために「石垣島で冬休み」を計画中です!

 東日本大震災、福島原発事故被災者避難者支援ネットワーク石垣島「ちむぐくる」はかなり頑張っています。いま「ちむぐくる」が取り組んでいる主な事業は石垣島に放射能汚染から避難してきているみなさんの支援事業です。正確には把握できませんが数十組以上の避難者が石垣島には来ていると推測されます。そのうち10数組の母子を主体とする避難者が「ちむぐくる」が提供する「避難者用住宅」で共同生活をしています。そのほかのみなさんは自力でアパートやマンスリーマンションを借りて暮らしています。「ちむぐくる」が毎週一回開く避難者の集いには小さなお子さんとお母さんが大勢集まっています。また放射能勉強会、三線教室、シーサーづくり、EM勉強会、天恵青汁、野草料理、夕涼み会、アンパルで遊ぼうなど、さまざまなイベントを開き避難者をサポートしています。避難者も1、2ヵ月の短期滞在の人や、できれば子供のためにお父さんも呼び寄せて石垣、八重山に永住したいと就職活動をしているお母さんなどさまざまです。100人以上のサポーターがこれらの事業をボランティアで支えています。
 石垣島にも放射能で汚染された食材や肥料、飼料などが流通する可能性があります。学校給食などの安全性をどのように確保するかを真剣に考えて行動を始めている保護者の動きも始まっています。放射線の検査能力がなければ放射能に汚染されたものが石垣島で自由に流通してしまいます。「ちむぐくる」は石垣市、沖縄県に食品等の「放射線測定」ができる体制整備の要請も提出しています。
 被災地の子供たちに「石垣島で冬休み」のプレゼントを考えています! 被災地の子供たちの「疎開事業」です。放射能で汚染された福島県の子供をはじめとして震災、津波で被災した東北3県の子供たちを冬休み期間中招待して心身を休めてもらおうという事業です。被ばくしている子供たちのデトックス効果も期待しています。
 このような事業はすべてボランティアと寄付金によって賄われています。行政からの財政支援はいまのところ一切ありません。それでも石垣市民の思いやり、まごころ=「ちむぐくる」によって成りたっています。サポーター登録して「あなたができること」で支援をしていただければ嬉しいです。
 毎週土曜日の午前10時から11時のFMいしがきサンサンラジオで放送中です。八重山毎日新聞で週1回の連載もしています。避難者相談専用電話も開設しました。写真は「ちむぐくる」のバッジです。一個500円で販売中です。「ちむぐくる」を支援するために買ってください。
ホームページhttp://www.chimugukuru.net/

「ちむぐくる」事務局次長 山崎 雅毅

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