石垣島アスリートクラブ子どもたちが大躍進!

石垣島アスリートクラブ子どもたちが大躍進!
石垣島アスリートクラブ子どもたちが大躍進!

 設立5年目となる石垣島アスリートクラブでは、保育園児から中学3年生まで現在約60人が所属している。7月末に沖縄本島で行われた、第31回新報児童オリンピック陸上競技では、参加50チームの中、見事総合3位に輝いた。そして、5年生男子4×100mリレーでは、川原光くん、清水勇利くん、松川快斗くん、福地貴斗くんが56秒67をマークし、大会新記録を樹立。ほかにも5種目で、同クラブの選手が県内1位を獲得するなど活躍が目立っている。
 指導するのは、同クラブ代表の新谷敦史さん。平得で『スポーツショップアスリート』を経営し、石垣島での陸上競技合宿のサポートなどもしている新谷さんは、島の小中学生に身体能力のとても高い子どもたちが多く、でも小学校に陸上クラブがない、きちんと指導すれば必ず全国の大舞台で活躍できると設立を決めたという。クラス別に週2~4日ほどの練習日があり、放課後や日曜日に陸上競技場で練習をしている。ビートランニングという練習が特徴的で、音楽を流しながらそのリズムに合わせてステップを踏んだり走ったりするものだ。見学すると実にリズミカルに飛んだり跳ねたりしていた。
 新谷さんは、「アスリートクラブという名前ですが、足が速い人だけのクラブというわけではありません。走ることを楽しみたいという人たちも一緒に楽しく参加してもらえればと思います。そして、小さい石垣島からも全国の大舞台を目指したい!という仲間を待っています。興味のある方は陸上競技場に練習を見に来て下さい」と話す。

編集部 笹本

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