「ちむぐくる」被災者、避難者支援ネットワーク石垣島が結成されました

「ちむぐくる」被災者、避難者支援ネットワーク石垣島が結成されました
「ちむぐくる」被災者、避難者支援ネットワーク石垣島が結成されました

「ちむぐくる」(肝心=まごころのおもいやり)が7月3日に結成総会を開きました。会長に浦内克雄(メイクマン石垣店店長)が就任し石垣島の善意を広く被災者、避難者支援の事業を進めることになりました。「ちむぐくる」は準備会(栗村友己代表)の時から石垣島に避難してきた避難者の皆さんとともに行動してきました。福島原発事故の放射能汚染から逃れるために多くの方が福島原発からもっとも遠く離れた地である石垣島に来ています。その実数は把握されていませんが、私たちがこれまでに接触してきた避難者は10数組になっています。避難者の多くは被災証明、罹災証明を国や自治体から発行されない関東からみえたみなさんです。  
 放射能を発する物質は微量であったとしても体内に取り込まれれば「内部被ばく」をし続けDNAを破壊しがん発生の原因となります。特に妊婦、乳児、幼児にとっては非常に高いがん発生リスクとなります。母子避難が多いのも子供を放射能汚染にさらしたくないというお母さんの気持が強く反映しています。
「ちむぐくる」はこれまでに避難者用住宅の確保、ホームページなどの広報、毎週土曜日10時からのFMいしがきサンサンラジオの放送、石垣島の放射線量の把握、避難者の交流会などを実施してきました。さらに福島県などの被災地の子供たちを受け入れ一時的にでも放射能汚染から遠ざけるための事業もやりたいと考えています。サポーターも90人(7月12日現在)集まって「自分ができることで支援する」という無理のない原則を掲げています。スタッフに登録して積極的にネットワークの事業を進めていこうという人も25人ほどいます。個人、団体、事業者誰でも参加できます。会費は要りません。事業の運営はイベント収入や寄付で賄います。皆様の参加をお待ちしています。
連絡先 事務局080│2749│9321
「ちむぐくる」ホームページ http://chimugukuru.net/

事務局次長 山崎 雅毅

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