被災者、避難者支援ネットワーク石垣島・ちむぐくる

被災者、避難者支援ネットワーク石垣島・ちむぐくる

思いやりの真心で息の長い支援を!

 3月11日の震災後、市内、郡内に沢山の支援の動きが生まれました。この記事を読んでいらっしゃる方の中にも、衣類を送ったり、ボランティアに現地に行かれたり、募金をされた方も多いのではないでしょうか。皆さんの活動に感銘をうけながら、自分にはどういった支援ができるのか考えていました。3月中旬に、福島から自主避難してきた2家族に出会いました。その後も、放射線の影響から子供たちを守りたいと、たくさんのご家族に会いました。この時点では、市や県が支援策をだしてくれていても、被災・罹災証明が必要で、それを持たない避難者には具体的な支援がない状況でした。私自身も彼らの生活に役立つことに支援できず、はがゆい思いでした。
 5月の初旬、主に環境保護活動をされている団体の方から「市内で支援活動をしている団体、個人を一同に集めて避難者サポートのための意見交換会を開いてくれるよう石垣市に要請したところ、開催してくれることになった」と聞き、友人とともに参加しました。
 この意見交換会は数度開催されましたが、実際に避難してきた家族も参加していました。彼らの要望は「避難している間、自立するための情報が欲しい」ということで、決して「○○をください」というものではありませんでした。
 それならば、情報を共有できる場所としての組織を作ろう!ということで意見交換会の参加者の中で生まれたのが、現在、市民と石垣市が恊働して準備をすすめている「被災者、避難者支援ネットワーク石垣島・ちむぐくる」です。「特別な何か」を行う団体なのではなく、個人、団体、事業者の皆さんが提供できる善意と情報をつなぐ役割です。避難者を含め誰でもメンバーになれ(サポーターと呼んでいます)、会費も無料です。
 すでに空き家を提供してくださった方、ボランティアで補修してくださった方、そこに入居できた避難者の方もいます。総会と交流会を準備していますが、食材の寄付といった形のサポートもあります。
 サポーターになって頂くと、「住居補修ボランティア募集!」、「支援資金造成のためのコンサート開催!」、「一時避難者対象、短期アルバイト有り」など、様々なお知らせが入る仕組みになっています。
 みなさまの善意をとりつぎ、活かしていきますので、ぜひ情報提供も含め、様々な形でのご協力をお待ちしています!

同準備会代表 栗村 友己

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