宮城心羽くん 日商簿記3級に小学生で合格

宮城心羽くん 日商簿記3級に小学生で合格

 石垣中学校1年の宮城心羽くんがこのほど、日商簿記検定3級に合格した。受験当時は石垣小6年で、石垣市商工会調べでは、八重山では過去10年間の検定合格者の中では最年少だという。
 宮城くんは母親の勧めで受験を決意。試験の3ヶ月前から勉強を始めた。週2回、新川のよしむら簿記スクールの社会人コースに通い、自宅では毎日1時間程度勉強をした。株式や有価証券などの言葉が頭に入らなく苦労したが、日商簿記2級の資格を持つ母親が詳しく説明してくれたり、また簿記スクールの社会人の方々のサポートもあり見事合格率26%という難関を突破した。受験後は、自信がなかったという宮城くんの心配をよそに、簿記スクールの吉村賢一さんは「宮城くんは2時間の制限時間のうち1時間半で教室から出てきました。他の受講生より早かったので大丈夫だと思いました」と話した。
 日商簿記3級は高校生レベルで、会社の財務処理や決算書の作成もできる。「今年中には2級を取得し、将来は公認会計士を目指したい。世界で活躍できる人材になりたいです」と将来の目標を話した。

編集部 福里

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