「島の国際化」…実は、昨年まで全く興味ナシ!でした。それより、環境が大切! 飛行機で旅行なんて、燃料の無駄!と思っていたくらいでした。
でも昨年、とある講演会にて、外国と経済的・文化的に交友を深めることが戦争を遠ざけると知りました。また、今年にはいって八重山の国際観光拠点化に関するフォーラムに出席してみて、石垣島が国際観光地となるには、環境と平和がしっかり守られている事が重要と聞き、更に「国際化」に興味が沸きました。今後多くの理由で国内旅行者人口の激減が予測される中、島の経済の為にも、とても大切なキーワードとなる事を実感しました。
そんな折り、石垣島在住イギリス人のリチャードさんが、素晴らしい八重山紹介サイトを設立、運営されており、そのサイトを見た沢山の方が欧米から旅行にいらっしゃっている事を知りました。
今年の冬も、カナダなどからの旅行者が、民宿に数週間連泊し、毎日島の人たちとのゆんたくや、文化、自然を楽しんで帰国されました。彼らにとっては、冬の石垣島ぐらいの温度が最高に過ごしやすく、雨も気にならないとのことです。写真は、カフェタニファでのカナダ人旅行者送別会の様子です。「石垣島の人たちは本当に優しくて、素晴らしい時間が過ごせました。また来たい」。そう言って帰国されました。皆の気持ちが伝わったようです。きっと、彼らの周囲にも伝わっていくことでしょう。その中の芸術家の方とは、今でもメールで時々作品を見せ合い刺激を受けています。島にいながらにして留学気分です。
自然、平和、福祉、伝統、文化…国際観光地を目指すことで、すべてを向上させることができます。一人一人の得意分野を活かして参加できるといいですね。ちなみに、リチャードさんが最も気になるのは、家電製品の不法投棄。皆で豊かに暮らすためにも、多言語化以上に、急いで対策に取り組むべきかもしれません。