「子供のころのクリスマスプレゼントは半紙1枚と凧糸だった」と笑いながらおじいちゃん。てづくり凧もお手のもの。わらとアダンの根をないで作った綱。手前の白っぽい綱がアダン。アダンの根はとても頑丈なので直接凧と結び付ける部分はアダンを使うんだそう。竹の骨組みに半紙をはりつけたてづくり凧。綱を通す穴はお線香の火で穴けました。穴け方もなんとも原始的。木の枝に凧糸を巻きつけるスピードもはやいはやい。左手にもった木の枝を左右にくるくるまわしながら、右手には糸を持ってばってんを描きながら巻きつけます。織物をする女性たちもこうやって糸を巻くんですって。先人の知恵ってすごいですね。わたしたちが受け継いでいかなければ! 島にある素材で凧が完成しました。さぁ!! 子供たちは上手に飛ばせるかな?