ンボジアに助産施設をつくろうーカンボジアとエイズー

ンボジアに助産施設をつくろうーカンボジアとエイズー

 カンボジアは東南アジアで最もHIV感染者の数が多い国です。2009年末のデータによると約60000人近い患者が死亡し、そして新たに約5000人の人々が感染しています。現在は人口の0.9%、約67200人の感染者がいます。そして、母子感染でHIVになってしまう子どもが年々増え、年間で生まれる子供の数は約46万人、実際にHIVに感染している妊婦の数は約1万人、その中でHIVに感染して生まれる子供の数は年間2500~4000人です。 HIV感染の妊婦は病院の医療体制が整っていないという理由と、エイズに対する偏見や不安などから、きちんとした医療施設で出産が出来ていない現状です。
 私達が建設しようとしている助
産施設は「感染者も生まれてくる子供も生きていく命」として、HIVに感染している妊婦を受け入れる状況を作ろうとしています。 さらにHIVではないですが、強姦という悲しい事実から出来てしまった命もあります。望まれないで生まれてくる子どもを母親は自宅で産み落としたと同時に、子どもの命を絶ってしまう事もあるようです。そんな母親の心のケアが出来る施設になってほしいと、私達は心より願っています。
 現在のLove Wingsの活動はフリーマーケットと絵画や絵はがきを販売して売上を寄付するという形をとっています。絵画と葉書はやいま大通りの「レキオゴーレス」、

Love Wings 米盛 佳織

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