伊原間の海に魅せられて

伊原間の海に魅せられて

伊原間の海への誘い

今回は、私が石垣島へ移住した最も大きなきっかけとなった、北部の海をご紹介したいと思います。
 玉取崎展望台から眺めるエメラルドグリーンに輝く海。リーフに当たって砕ける白い波がリーフに沿って白く輝く景色は、言葉を失うほどです。そして石垣島の海は、ベストダイビングエリア世界三位、日本では一位と、珊瑚礁の海も言葉では言い表すことのできない程の素晴らしさがあります。
 特に、北部伊原間の海は最高です。伊原間の海へは、玉取崎展望台から約一七五〇メートル平久保崎灯台の方に進むと、小さな五差路の交差点のところに、船を担いでいる船越漁港のモニュメントがあります。その道を左側(西側)に進むと、そこが船越漁港で、そこから主に東シナ海でのダイビングやシュノーケリングの船が出ています。現在、伊原間に店を置いているダイビングやシュノーケリングを業としている店は、美海(ちゅらうみ)、ジーフリー、たいらファミリーの三店ですが、船越漁港からは、この他にも、ダイビングやシュノーケリング、水上スキーなどを行う業者の船が数多く出ています。
 そして、港から船で5分も走ると、そこには、360度見渡す限り珊瑚が広がっています。エダサンゴもあればテーブルサンゴもあります。そして、可愛らしいニモ(カクレクマノミ)や色々なチョウチョウウオ、ルリスズメダイ、ツノダシ、ムラサメモンガラ、ブダイなど、数え切れないほどの色取り取りの魚がいます。こうした光景を初めて目にした方は、その美しさに驚き、脳裏に焼き付いて離れないそうです。私は、今はシュノーケリングしかしていませんが、ダイビングですと、シュノーケリングとはまた違った海の中の景色を楽しむことができます。
 一方、東の太平洋側の伊原間海岸ですが、玉取崎展望台から目にした伊原間海岸では、海水浴やシュノーケリング、カヌーを楽しむことができます。近くには、更衣室やシャワー室を備えた店もあります。
 簡単に、北部伊原間の海をご紹介しましたが、皆様、景色を眺めても素晴らしい、そして海に入っても別世界を楽しめる北部伊原間にどうぞお越しになって下さい。最近では、宿も沢山できています。

古谷 修

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