台風11号が通り抜けた八重山はとてもさわやかでした。”美しいこの景色は誰のもの?”と思わずにはいられないほどの美しい空と海と大地がありました。ここに足を運んだ者しか味わえない宝物。
竹富島のカイジ浜。その浜に続く道、木々の間から見える海、あまりの美しさに歩みが止まる。カイジ浜の木陰で海をながめ時がたつのを忘れる。黒島、西表島が見える。あの船は黒島航路であろうか。そして、ゆるゆると右手の方に向かって歩き出す。だんだん遠浅の海がさらに広がり、太陽の光をうけて海の色はいろいろ実に美しい。人の声が聞こえてきて石垣島が見えてくると、ここはコンドイ浜。打ち寄せる波に足をぬらしながら歩くこの海岸線が大好きで、今回で何度目でしょう。
この美しい景色が私だけのものと思える時間です。そして、いつまでも美しいままでいてほしい。みんなのために…。